タトゥーを入れたことを後悔する人は増えています…
かつては「刺青」という呼び名のみでしたが、「タトゥー」という言葉が浸透すると共に、日本でもファッションとして認知され、タトゥーを自由に楽しむ若者が増えました。
一方で、人生を重ねてからタトゥーを入れたことを後悔する人も増加し、タトゥー除去を考える人口は年々増えつつあります。
今回はタトゥー除去を考える様々なきっかけや、美容医療クリニックで行われているタトゥー除去の方法など、詳しく解説します。
タトゥー除去を考えるきっかけは?
タトゥーがあっても、必要なシーンに応じてうまくタトゥーを隠す方法は沢山あります。
(テーピングやファンデーション・コンシーラーを使用する方法です。)
しかし、どの方法も永久的ではなく、不自然な印象は避けられません。
また、人生の様々な転換期を迎えた時、タトゥーを完全に除去しなくてはならない事情が生じる場合があるようです。
● 結婚や出産を考える時
タトゥーを入れている人に対する偏見はまだまだ日本には根強くあり、結婚の大きな障害となる場合があります。当人同士の理解はあっても「両親に紹介できない・両親に認めてもらえない」という事情から、タトゥー除去を視野に入れる方が多いようです。またお子さんの誕生をきっかけにタトゥー除去を決断される方も多くいらっしゃいます。
● 就職や転職を考える時
日本では就職や転職においても、タトゥーへの偏見が大きな障害となり得ます。就業規約に「刺青・タトゥーNG」とある企業も多く、応募すらできないこともあるようです。
● プールや海、温泉に行きたい時
日本のプールや海、温泉の多くは「刺青・タトゥーを入れた方の利用禁止」を掲げています。独身のうちは縁のなかった場所だったとしても、家族、特に子供を持つようになると「タトゥーNG」の施設を一緒に楽しめないことが大きな悩みとなるようです。
● タトゥーに対する考えが変わった時
タトゥーを入れた当時は「カッコイイ」「自分らしい」というような思いがあったとしても、年月を経て、タトゥーに対する考えは変わってくるものです。
そして、「あまり深く考えずにタトゥーを入れてしまったので、後悔している」という人が多いのも事実です。
タトゥー除去なら専門知識と経験が豊富な医療機関へ
タトゥー除去を希望される方は、当院にも沢山いらっしゃいます。当院では専門的な知識を持った経験豊富な医師が施術いたします。
当院で行なっている刺青・タトゥー除去は大きく4つあります。
切開をする方法から、レーザーでの治療など、医療機器の目覚ましい進歩と医師の技術の進歩により、従来では難しかったカラータトゥー除去や広範囲のタトゥー除去も可能になりました!
「ピコレーザー」
レーザーの力で微粒子単位でインクを破壊・分解してタトゥー・刺青を除去する方法。緑色や黄色を含むカラータトゥー、複雑な絵柄にも対応できます。
皮膚や身体へのダメージが少なく、安全性の高い治療法です。
時間がかかってもできるだけキレイに除去したい方におすすめです。
「レーザー照射(Qスイッチヤグレーザー)」
広範囲の除去を希望される方にお勧めの方法です。
イレズミの色素に対し、レーザー照射を繰り返し行う治療です。
タトゥーの黒・青・紺色など濃い色に対して効果があります。
治療回数はタトゥーの状態(色素の色・深さ・インクの種類など)により異なりますが、2ケ月おきに5回以上の治療を要します。
「切開法」
局所麻酔を施した後、タトゥー部分の皮膚を切り取り切除し縫合する方法です。
大きさ・部位によっては皮膚や身体に負担がかかりますので、数回に分けて治療を行う場合があります。
狭い範囲のタトゥーを一気に除去したい方におすすめです。
「剥削法(ハクサク法)」
局所麻酔を行なった上で、タトゥーの入っている範囲の皮膚をレーザーで削り取り、その後、自然に皮膚が上皮化するのを待つ方法です。
治療後の傷跡は、どの方法よりも残りますが、専用のエルビウムレーザーの使用によって、従来の剥削法と比較すると傷治りもよく、痛みや赤味も最小限に抑えられるようになりました。
このように、刺青除去・タトゥー除去は、大きさや深さ、色素やインクの種類、患者様のご希望によって、除去方法が大きく異なります。
当院では専門のカウンセラーが時間をかけて丁寧にご相談に応じます。
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 2019年3月福岡大学医学部医学科卒業
- 2020年4月社会保険田川病院
- 2022年4月福岡大学病院形成外科・美容外科
- 2024年1月岡山中央クリニック院長就任