全身脱毛という言葉を聞いて「え?全身脱毛って女性だけが行うものではないの?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
確かに、ひと昔前までは男性が脱毛をすることは一般的ではなかったかもしれません。しかし近年では清潔感を求める男性や、美意識の高い男性が増えたことから、男性脱毛も徐々に注目を集めつつあります。
ここでは男性の全身脱毛について、詳しくご紹介します。
全身脱毛は全身をツルツルにするの?
全身脱毛と聞くと、あたかも身体全ての毛を綺麗さっぱりツルツルにしてしまうかのような印象を抱かせてしまいますが、それは誤解です。
全身脱毛とは、ご自身が脱毛の必要性を感じている部位の脱毛を行うことを意味しています。たとえば、首から下の上半身(腕、手指、胸、お腹、背中)や下半身(お尻、デリケートゾーン、足、足指)といった部位です。
腕脱毛を希望しているけれど、肘上と肘下のみで、手指の脱毛は行わない。また、下半身の脱毛であれば、Vラインを残したすべての部分の脱毛をするというように細かいオーダーによる脱毛も可能です。
つまり、お好きな部位の脱毛を行い、残したい部分の毛は残しておくことができるのです。
男性脱毛もデザインする時代!
同じ部位でも、全部を脱毛するのではなく、デザインを重視した脱毛をすることができます。
たとえば、胸のムダ毛を脱毛したいけれど、ツルツルにはしたくないとご希望される場合は、ムダ毛の長さや量を調節する脱毛方法を選択することができます。
デリケートゾーンの場合でしたら、VIOのそれぞれに分割して脱毛を行うことが可能ですので…Vラインのサイドを脱毛して形を整える。Iライン(性器から肛門にかけてのライン)は残してOライン(肛門周り)の脱毛のみ行うといったデザイン脱毛を行うことができるのです。
実際、整えていないムダ毛よりも適度な量と範囲を考えて脱毛している男性のほうが清潔感があり、女性からも好印象を得られるようです。
全身脱毛の方法
全身脱毛は、脱毛サロンやエステ、医療機関で行うことが可能です。
脱毛サロン・エステでの脱毛
サロンやエステで行う脱毛は、光脱毛やワックス脱毛が主流です。
光脱毛は、マイルドな光を広範囲に照射して行く方法であるため、痛みを感じにくい脱毛方法と言えるでしょう。その反面、VIOラインやヒゲなど、毛根部分が深くてムダ毛が太い部位に対して、効果が現れにくいというデメリットを持っています。
ワックス脱毛は、その場で邪魔なムダ毛を抜いて処理することが可能ですが、施術中には痛みを伴うというデメリットがあります。
サロンやエステは医療機関ではないため、医療行為であるレーザー脱毛は行うことができません。また医師や看護師がいないため、万が一の肌トラブルへの対応が難しいということを念頭におくべきでしょう。
医療脱毛
医療機関では、医療レーザー脱毛がメインで行われています。光脱毛よりも1回ごとの照射範囲は狭いですが、光脱毛よりも出力が高いため、高い脱毛効果を期待することができます。また、毛周期(毛の生まれ変わりの周期)を狙って脱毛計画を進めるため、効率のよい脱毛を行うことができます。
また医療機関は、医師や看護師が常駐しているため、万が一の肌トラブルが発生した場合でも、その場で対応できるのが最大のメリットです。
おわりに
男性の全身脱毛についてご理解いただけたでしょうか?
ご自身の中で「このムダ毛がなければ」「毎日の髭剃りが面倒だ」「ここの毛の毛量を整えたい」というようなお悩みがある方は、ぜひ当院へご相談ください。
脱毛は1回で終了するものではなく、数回に分けて計画的に行うものですので、全身脱毛に興味がある方は、早めの医療機関でのカウンセリングをおすすめします。
岡山中央クリニック 医療レーザー脱毛
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 2019年3月福岡大学医学部医学科卒業
- 2020年4月社会保険田川病院
- 2022年4月福岡大学病院形成外科・美容外科
- 2024年1月岡山中央クリニック院長就任