大人の“でべそ”のお悩み
「でべそ」と聞くと赤ちゃんのイメージが強いですが、大人になっても治らないでべそや、大人になってからできたでべそに悩む人は意外と多いものです。
でべそコンプレックスがあるために、温泉やプールを避けてしまったり、ピッタリした服を着るのをためらったりと、行動範囲を自ら狭めてしまう人も・・・
今回は、大人のでべそを改善したい方に向けて、その原因や治療法について、わかりやすく解説していきます。
大人のでべそは2種類ある
臍(さい)ヘルニアと臍突出症の違い
大人のでべそには、大きく分けて「臍ヘルニア」と「臍突出症」の2種類があります。
臍ヘルニア
お腹の筋膜に開いた穴(ヘルニア門)から腸や腹膜が飛び出す状態。押すとへこむことが特徴ですが、進行すると違和感や痛みを感じることもあります。
臍突出症
皮膚や脂肪が原因でおへそが突き出している状態。加齢や体型の変化により目立つこともあり、ヘルニアと違って内臓の突出はありません。
大人のでべその原因
では、なぜ大人になってもでべそが治らなかったり、新たにできたりするのでしょうか?考えられる原因をいくつか紹介します。
原因1 生まれつきの臍ヘルニアが治らなかった
乳児期に自然に閉じるはずのヘルニア門が閉じず、そのまま残るケース。
原因2 妊娠や急激な体重変化
妊娠や体重の増減で腹圧が変化し、でべそが目立つようになることがあります。特に出産後、おへその形が変わってしまう人も。
原因3 加齢や筋力低下
年齢を重ねると腹筋が弱くなり、おへそが突出しやすくなることも。
原因4 手術や病気の影響
腹部の手術歴がある場合や、咳や便秘など腹圧がかかる習慣があると、でべそが悪化することもあります。
大人のでべそはどう治療する?
手術の方法を知っておこう
でべその治療は、原因に合わせて適切な方法を選ぶことが大切です。
臍ヘルニアの手術
臍ヘルニアは、腸管などが飛び出さないようヘルニア門を縫合して閉じる手術が必要です。単なる見た目の問題ではなく、放置すると腸閉塞などのリスクもあるため、基本的に入院治療が必要となります。再発を防ぐために、人工補強材(メッシュ)を使用することもあります。
臍突出症の手術(へそ形成術)
臍突出症の場合、日帰り手術で改善できることが多いです。美容的な目的で行われるへそ形成術では、余分な皮膚を切除し、縫合することでスッキリとしたおへそを作ります。
①出っ張った皮膚を切除
②おへその形を整える
③傷跡が目立ちにくいよう縫合
手術時間は30分~1時間ほどで、局所麻酔で行われるため、体への負担も少なく済みます。
へそ形成術はこんな方におすすめ
・でべそがコンプレックスになっている方
・縦長の理想のおへそにしたい方
・出産後におへその形が変わってしまった方
美容クリニックでの「へそ形成術」は、美しいおへそを作ることを目的とした手術です。術後1週間ほどで日常生活に戻れるため、仕事や家事への影響も少なく済みます。
当院の「へそ形成」は傷跡が目立たないキレイな仕上がり
当院では、手術時に麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。
治療時間は約30分〜50分程度で、患者様の状態によって若干の差があります。
術後は基本的に通院の必要はなく、7日目以降に抜糸のためにご来院いただくだけで、入院の必要はありません。
当院では、診察の上で患者様の希望を伺いながら、どのようなデザインでどのような形に仕上げるかを決めていきます。自然で美しい仕上がりを目指し、一人ひとりに合った治療を提供いたします!
「でべそが気になる」「おへその形を変えたい」と思っている方は、ぜひ当院へご相談ください。
ぜひお気軽にご相談ください。
当院の「へそ形成」
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 福岡大学医学部医学科卒業
- 社会保険田川病院
- 福岡大学病院形成外科・美容外科
- 岡山中央クリニック院長就任