「このクマさえなければ、もっと若々しく見えるのに…」
目の下にクマがあるせいで、このように悔しい思いをしている女性は多いのではないでしょうか?また、特に健康上の不具合が起こっていなくても、クマがあるというだけで、なんとなく不健康そうに見えてしまうこともあります。
つまり、クマがあることによって、さまざまなシーンで損をしてしまう可能性が広がるということですね。では、このように忌々しいクマは、なぜできてしまうのでしょうか?
なんで目の下にクマができるの?クマの種類と原因
クマは4種類に分類され、それぞれに見た目も原因も異なります。
青グマ
目の下が青黒く見えるクマです。これは、目元の血行不良が原因となって起こるクマで、極度に眼精疲労や寝不足などが原因になって起こると考えられています。
近年では、パソコンやスマホの操作で眼精疲労を訴える方が急増しているといいますが、これらの操作を行う際には、最低でも1時間ごとに10分程度の休憩を入れて、眼精疲労を回避しておきたいものです。
また、このタイプのクマは、目の下の皮膚が薄い方ほど目立ちやすいという特徴があります。
黒グマ
目の下に影ができるタイプのクマです。これは、瞼の下の皮膚のたるみによって起こるクマで、その主な原因は加齢とされています。
わたしたちの顔にはさまざまな筋肉が存在し、加齢によって目元の筋肉が緩んでしまうと、このタイプのクマが現れてしまうことがあるでしょう。
このクマを防ぐためには、一にも二にもなく、目元の筋肉を鍛えるエクササイズを行うことが大切です。
茶グマ
目の下が茶色っぽく見えるクマで、色素沈着で起こりやすいと考えられています。
メイクをしっかりと落とし切れていなかったり、目を擦る癖があったりすると、その部分にメイクの色素が残ったり、皮膚が刺激を受けて色素沈着が起こりやすくなるもので、このときの色素沈着が残ってしまったのが、茶グマです。
また、紫外線によるシミがそのまま定着して、茶グマとして残ることもあります。
赤グマ
目の下が赤く腫れぼったく見えるクマです。
このタイプのクマは、青グマと同様に、目の周囲の血行不良が原因となって起こります。このクマは、クマの中でも軽度の状態ですので、症状が悪化する前に蒸しタオルなどで目の周囲を温めたり、目を休ませる工夫を行っておくことが大切です。
まずは生活習慣の改善を!
青グマと赤グマは、眼精疲労や寝不足が根本的な原因となって起こりますので、できる限り目に休息を与えること、そして、1日6時間程度の睡眠時間を確保する工夫を行ってみましょう。
そして黒グマの予防と改善には、目の筋肉を鍛えるエクササイズ、茶グマの予防と改善には、メイクをきちんと落とすこと、そして、目の周囲の皮膚にできるだけ刺激を与えないことが大切です。
目の下のクマは治療で改善することができます
クマは、初期段階で改善のための工夫を行うことによって、ある程度までは改善することができます。
ですが、黒グマの場合は、その原因が加齢ですので、ご自身の努力だけでは改善が難しい場合もあり、そのようなときには美容外科クリニックで治療を受けるという方法が有効です。
脂肪切除手術
目の下のたるみの原因となっている脂肪を取り除き、余分に皮膚を除去する手術です。この手術は、下まつ毛のすぐ下を切開しますので、手術後の傷跡が目立ちにくいというメリットがあります。
また、皮下の筋肉を引っ張り上げますので、ただ単にクマを解消させるだけではありません。若々しい印象の目元作りに役立ちます。
そしてもうひとつが、ヒアルロン酸注入という治療法です。ヒアルロン酸注入は、目元の若返りに有効な方法ですので、手術に対する抵抗をお持ちの方は、ヒアルロン酸注入も視野に入れて治療を検討してみると良いでしょう。
おわりに
何気ない普段の生活習慣が仇となってできてしまうのがクマですが、黒グマの場合では、生活習慣よりも加齢の影響を受けてできやすくなります。目元の印象が変われば、顔全体の印象も若々しく変わるでしょう。
このクマさえなかったら…とお悩みの方は、まずは美容外科クリニックに相談してみてください。美容外科クリニックでは、脂肪切除手術だけではなく、あなたの顔の雰囲気に合った、さまざまな治療法を提案してくれるはずですよ。
参考:目元・エイジングケア|美容外科 美容整形 医療レーザーの岡山中央クリニック
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 福岡大学医学部医学科卒業
- 社会保険田川病院
- 福岡大学病院形成外科・美容外科
- 岡山中央クリニック院長就任