夏の疲れがなかなか抜けない…。年齢を重ねるごとに、このような悩みを訴える方が増える傾向にあります。
夏は、外気温の上昇に伴い代謝機能が低下、それにより、身体のあちらこちらに辛い症状が現れてきやすい季節です。そして、秋口になると、ようやく代謝機能が復活して徐々に体力が戻ってきますが、夏の疲れが傷跡を残してしまうこともあり、それが、肩こりや多汗症などの引き金となることもあり、気温が落ち着いたからと油断できるものではありません。
でも、大丈夫。夏が残した傷跡は、美容外科クリニックの治療で改善することができます。
辛い症状はこの方法で改善できます!
肩こりや多汗症といった症状は、もともとの体質が原因となって起こることがありますが、夏の疲れで自律神経のバランスが崩れて起こることもあります。
肩こり
筋弛緩作用を持つ、ボトックス注射で改善が可能です。ボトックス注射は、たった1本の注射で治療が終了、ダウンタイムの必要がないというメリットを持っています。
そして、注射後2~3日目で、はっきりとした肩こり改善効果が現れてくるでしょう。
ただし、この治療法は、永続的な効果を期待することはできません。とはいえ、短時間で辛い肩こりとオサラバできますので、今すぐに肩こりを改善したいのであれば、受けてみる価値があります。
わきが・多汗症
自律神経に異常が生じると、いきなり多汗症の症状が現れてくることがあり、それと同時に、わきがになってしまう方もいます。
美容外科クリニックでは、ビューホットなどの治療によって、多汗症やわきがを改善することが可能です。汗関連でお悩みの方は、ひとまずカウンセリングを受けてみると良いでしょう。
医療レーザー脱毛
紫外線の放射量が強い夏には、受けることを躊躇していた医療レーザー脱毛も、日差しが柔らかくなってお肌の露出度が少なくなる秋口であれば、比較的安心して受けることができるようになります。
食欲が止まらない!そのようなときには?
夏は1年のうちで最も太りやすい季節だということをご存知ですか。これは、高い外気温によって、基礎代謝量が落ちるからです。
そして、夏に太ってしまった状態を改善したいのであれば、以下の治療を試してみるといいでしょう。
食欲抑制剤
サノレックス(食欲抑制剤)、ゼニカル(油分吸収阻害薬)、BBX(ストレスホルモン抑性剤)などのダイエットピルで、体重コントロールを行うことができます。
なお、これらのダイエットピルは、妊娠中や授乳中の方は服用することができませんので、注意が必要です。
脂肪溶解注射
メソセラピーという治療法で、脂肪溶解成分を気になる部分に注入し、脂肪を溶解、対外へ排出させることができます。
この治療法は、全体的な減量には不向きで、部分痩せに適した方法です。
脂肪吸引
健康を害する可能性がある肥満の場合には、医師判断によって脂肪吸引手術が行われることがあります。この治療法は、カニューレという脂肪吸引器で皮下脂肪を吸引する方法であるため、その場で無駄な皮下脂肪をなくすことができるのがメリットです。
その反面、数週間のダウンタイムが必要、費用が高額というデメリットがありますので、この治療をお望みの方は、美容外科クリニックの医師とよく相談して、慎重に検討してみると良いでしょう。
おわりに
年齢を重ねるごとに、夏の疲れだけではなく、どのような疲れであっても回復が遅くなっていきがちです。そして、女性に多いといわれるのが自律神経の乱れで、これによって肩こりや更年期障害などの症状が現れやすくなります。
美容外科クリニックというと、美しくなるためのクリニックであると考える方が多いと思いますが、肩こりや多汗症など、日常生活に支障をきたす可能性がある症状の治療も受けることができることもご存知いただきたいポイントです。
疲れやすい、だるい、小食でも太りやすくなったなどのお悩みを抱えているのであれば、この機会に美容外科クリニックで治療を受けて、快適な日々を取り戻してみてはいかがでしょうか。
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 2019年3月福岡大学医学部医学科卒業
- 2020年4月社会保険田川病院
- 2022年4月福岡大学病院形成外科・美容外科
- 2024年1月岡山中央クリニック院長就任