VIO脱毛を検討したときに気になるのが、黒ずみができていても脱毛を受けることができるのかどうか、という問題です。
VIO脱毛は医療レーザー脱毛またはフラッシュ脱毛で受けることができます。ただし、美容外科クリニックや脱毛サロンに導入されている脱毛機の種類によっては、黒ずみがあると脱毛を受けられないことがあるでしょう。
一方、特定のレーザー脱毛機を導入している美容外科クリニックであれば、黒ずみができていてもVIO脱毛を受けることが可能です。それでは、VIOラインの黒ずみの原因や、黒ずみにも対応しているレーザー脱毛機についてご紹介します。
そもそも黒ずみってなんでできるの?
迷惑なVIOの黒ずみは、以下の原因によってできます。
下着による摺れ
下着などの衣類の繊維によってお肌が刺激を受けると、その部分にメラニン色素が多く生成されるようになり、それが色素沈着として定着することがあります。特に体型に合っていない下着を身に着けていると、その部分が締めつけられてお肌が大きなダメージを受けてしまうことがあるでしょう。
すると、表皮の組織を守る目的でメラノサイトが目覚め、メラニン色素が生成されるスピードが速まります。現在身に着けている下着がきついと感じているのであれば、まずは体型に合った下着に切り替え、お肌への刺激をなるべく軽減させる工夫をしてみてくださいね。。
ターンオーバーの遅れ
表皮は角質層に覆われており、角質層はターンオーバーによって周期的に生まれ変わります。
正常なターンオーバー周期はおよそ28日です。しかし、なんらかの理由によってターンオーバー周期が遅れると、古い角質がなかなか剥がれずに色素沈着がいつまでも表皮に残ることになります。
ターンオーバー周期を改善するためには、週1回程度のピーリングと、保湿化粧品による保湿ケアなどを検討するといいでしょう。
VIOに黒ずみがあっても脱毛は受けられる?
脱毛サロンのフラッシュ脱毛で使用される機器はメラニン色素に反応を示しますが、黒ずみのレベルによっては脱毛を受けることができることもあります。ただし、脱毛効果が弱く、思うように脱毛が進まないということがあるでしょう。
一方、美容外科クリニックの医療レーザー脱毛の場合でも、レーザー脱毛機によって受けられる場合と受けられない場合があります。例えば、アレキサンドライトレーザーを使用しているレーザー脱毛機はメラニン色素への反応が強いため、黒ずみがある場合には脱毛を受けられないことが多いはずです。
しかし、YAGレーザーやダイオードレーザーといったレーザー脱毛機を導入しているところであれば、黒ずみがあってもVIO脱毛を受けることができます。ただし、YAGレーザーは非常に強いパワーのレーザーを照射しますので、特に毛穴が密集しているVIOラインの脱毛では、強い痛みを伴うことがあるでしょう。
では、ダイオードレーザーではどうなのでしょうか?ダイオードレーザーの中には蓄熱式に分類される機種があり、この機種であれば毛根組織ではなくバルジ領域という部分にレーザーを照射しますので、少ない痛みでVIO脱毛を受けることができます。
蓄熱式レーザー脱毛機にはメディオスターが代表的です。
まずは美容外科クリニックに相談を!
VIO脱毛を受けたいけど黒ずみが心配…という方は、とりあえずメディオスターを導入している美容外科クリニックを探してみましょう。蓄熱式レーザー脱毛機は、黒ずみが気になる方だけではなく、痛みに弱い方にもおすすめできます。
というのも、蓄熱式レーザー脱毛機はアレキサンドライトレーザーやYAGレーザーのような高熱のレーザーを照射するのではなく、低温のレーザーを照射するからです。
近年では、蓄熱式レーザー脱毛機を導入している美容外科クリニックが増えています。まずはこのレーザー脱毛機を導入している美容外科クリニック探しから始めてみましょう。
おわりに
ダイオードレーザーに分類される蓄熱式レーザー脱毛機であれば、黒ずみがあってもVIOラインの脱毛が可能です。黒ずみが気になって脱毛に踏み切れなかったという方の参考になれば幸いです。
黒ずみが気になるけどVIOライン脱毛を受けたいという方は、メディオスターやソプラノなどを導入している美容外科クリニックを見つけ出し、カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
もっと知りたい!
続けてお読みください
↓無料カウンセリングのご予約はこちらから↓
<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 福岡大学医学部医学科卒業
- 社会保険田川病院
- 福岡大学病院形成外科・美容外科
- 岡山中央クリニック院長就任