ムダ毛の処理に余念がないという女性にとって、処理方法は大きな課題ですよね。毛深い方の場合、医療脱毛を検討されている方も多いことでしょう。
一方で、それほど毛深いわけではなく、毛質が細い方の場合は、脱毛まではしなくていいかと脱色を検討している方もおられると思います。脱色には時間がかからず、ご自宅でお手軽に行うことができる一方、注意すべきポイントもあるため気をつけなければなりません。
それでは、ムダ毛を脱色する方法や、脱色のメリット・デメリットについてご紹介していきますので、参考にしてください。
ムダ毛脱色の方法
ムダ毛は以下の方法で脱色することができます。
専用の脱色剤
市販されている脱色剤の大半はクリームタイプで、製品によっては専用のヘラが付属しているものもあります。さらに、保湿成分が配合されている製品や無臭タイプの製品もあり、塗布してから10分程度の放置で脱色することができるでしょう。
ただし、肌質によっては薬剤によるアレルギー反応を起こす恐れがあります。
オキシドール
消毒や漂白に用いられる過酸化水素水です。オキシドールが持つ漂白作用は強力で、髪のブリーチ剤として使用している方もいます。
オキシドールは短時間で脱色できるというメリットがありますが、お肌への刺激が強いため、ムダ毛の脱色剤としての使用はあまりおすすめできません。
ムダ毛脱色のデメリットとは?
ムダ毛の脱色は、1回行うだけでムダ毛を目立たなくさせる効果を期待できますが、以下のようなデメリットもあります。
光線で逆に目立つ
脱色でムダ毛の色素を抜けば、ムダ毛が目立たなくなることは確かです。しかし、脱色は脱毛と異なり、ムダ毛の存在自体をなくす方法ではありません。太陽光や照明が当たった際、逆にムダ毛が目立つことがあります。
ストッキングからはみ出る可能性
特に剛毛な方の場合、ストッキングを着用した際に繊維の隙間からムダ毛がはみ出ることが考えられます。この部分を考えるのであれば、脱色ではなく脱毛を選択するほうが望ましいといえるでしょう。
肌荒れ
専用の脱色剤、オキシドールともに、薬剤の力を借りてムダ毛の色素を抜く方法です。そして、この薬剤がお肌に付着すると肌荒れの原因になることがあります。
専用の脱色剤の中には、お肌のダメージを考慮して保湿成分などが配合されているものもありますが、それでもお肌が受けるダメージがまったくないということではありません。特に敏感肌の方の場合、脱色剤の刺激によってお肌が炎症を起こす可能性があるといえるでしょう。
ムダ毛の根本的な解決なら医療脱毛で!
脱色は、短時間でムダ毛を目立たなくさせることができる方法です。
しかし、お肌の健康やデメリットの部分をクローズアップしてみると、おすすめできないムダ毛処理方法であることがおわかりいただけると思います。また、脱色は根本的にムダ毛をなくす方法ではありませんので、こまめな処理が必要になるというデメリットもあります。
これらを考え合せるのであれば、美容外科クリニックの医療レーザー脱毛で、スッキリとムダ毛処理をしてしまうほうが合理的なのではないでしょうか。
医療レーザー脱毛は1回で完了させることはできませんが、永久脱毛に分類されており、脱毛完了後のムダ毛再生率が低いというメリットがあります。特に剛毛でお困りの方は、医療レーザー脱毛でムダ毛をスッキリと処理することを検討していただければと幸いです。
おわりに
もちろん、脱色にもメリットはあります。しかし、脱色のメリットとデメリットをすり合わせてみると、デメリットの部分に比重が傾いていると考えたほうがいいでしょう。
脱色はコスパが良くてお手軽に行うことができますが、長い目で見れば、美容外科クリニックの医療レーザー脱毛のほうがお得で合理的です。ご興味のある方は美容外科クリニックでカウンセリングを受けてみて、医療レーザー脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 2019年3月福岡大学医学部医学科卒業
- 2020年4月社会保険田川病院
- 2022年4月福岡大学病院形成外科・美容外科
- 2024年1月岡山中央クリニック院長就任