ワキガが多いのは男性?女性?
ジメジメとした高温多湿の日本の夏。
汗をかく機会が増えるこの季節に、気になるのは「臭い」のこと・・・
とりわけ深刻なのは、ワキガの悩みです。
ところで、ワキガの発症率の男女比は、女性の方が多いことをご存知でしょうか?
実際に医療クリニックに治療に訪れているワキガの患者数も、4対6で女性の方が多いと報告されています。
女性なのにワキガだなんて、誰にも相談できない・・・
と一人でお悩みのあなた!
決して女性のワキガは珍しいことではありません!
女性の方が男性と比べてワキガ体質の人が多い医学的根拠はいくつか存在します。
女性がワキガになりやすいのはなぜ?
女性の方がワキガ体質になりやすい根拠を解説します!
● 女性の方がアポクリン汗腺の数が多い
そもそも人間には2つの汗腺、エクリン汗腺とアポクリン汗腺が存在します。
エクリン汗腺からの発汗は、主に体温調節をするためです。汗はほぼ水分なので、臭いません。
一方、ワキガの臭いの原因になるのが、アポクリン汗腺からの発汗です。
アポクリン汗腺から分泌される汗には、タンパク質、アンモニア、脂質など「臭い」に変化しやすい成分が多く含まれているのです。
実はこのアポクリン汗腺の数は男性より女性が多い傾向にあります。
つまり、アポクリン汗腺の数が多い女性の方が、よりワキガ体質になりうる可能性が高いということになります。
● 女性は皮下脂肪が多い
女性は男性より皮下脂肪が多いため、皮脂腺から分泌される皮脂の量も圧倒的に多いと言われています。
また、甘いもの好む女性は、血中脂質が高い傾向にあり、皮脂の分泌量がさらに多くなってしまうことも…
皮脂は「臭い」を作り出す原因となりますので、女性の方が、よりワキガなどの「臭い」の悩みを抱えるリスクが高くなるというわけです。
● ホルモンの分泌異常が汗腺に影響を及ぼす
女性は40代を迎える頃から更年期にかけて、急激にエストロゲンという女性ホルモンが減少します。
すると「ホルモンの分泌異常」が起きます。
この「ホルモンの分泌異常」は汗腺の働きにも影響を及ぼします。
女性の更年期障害として見られる「多汗症」や「ホットフラッシュ」などの発汗異常は「ホルモンの分泌異常」が原因で起こる症状です。
その発汗異常をきっかけに、アポクリン汗腺が活発化し、今まで何もなかった人がワキガを発症したり、これまで軽度のワキガだった方が急激に悪化するということも珍しいことではありません。
こういった様々な理由から、女性のワキガ発症のリスクは男性より高いということをお分かりいただけたでしょうか?
女性のワキガ治療ならお任せください!
ワキガ臭を抑える対策は色々ありますが、根本的な改善を望まれる方はぜひ当院へご相談ください。
当院では、患者様の症状に応じて、適切なワキガ治療プランをご提案させていただきます。
「ビューホット」
メスを使わない、切らない症治療法です。RF(高周波)によって、汗のもとであるエクリン腺と、臭いのもとであるアポクリン腺の働きを抑制します。
片ワキ約30分の治療で、汗と臭いを軽減します。
また、ビューホットは女性のお悩み「すそわきが(デリケートゾンのワキガ)」「チチガ(乳輪ワキガ)」にも対応できる治療法です。
「切開剪除法」
わきのシワに沿って3㎝ほど切開し、臭いのもとであるアポクリン腺を切除する手術です。一度の手術で半永久的に効果が持続します。
女性にとって「臭い」のお悩みは非常にデリケートなものです。
当院では専門のカウンセラーが時間をかけてご相談に応じます。
ぜひお気軽にご連絡、ご相談ください!
当院の「ワキガ治療」詳しくはこちら→
もっと知りたい!
続けてお読みください
↓無料カウンセリングのご予約はこちらから↓
<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 福岡大学医学部医学科卒業
- 社会保険田川病院
- 福岡大学病院形成外科・美容外科
- 岡山中央クリニック院長就任