膣の老化
人には目に見える老化と、目に見えない老化現状があります。
分かりやすい所で言えば、しみ・しわ・たるみなどです。
対して、目に見えない老化は、血管・内臓の老化や筋肉の減少などです。
そして、女性にとって、なかなか人に相談できない老化現象として「膣の老化」があげられます。
女性は人生を重ねる途中で、妊娠・出産・閉経という大きな変化を体験します。
もちろん、妊娠や出産を経験しない方も増えていますが、膣の老化というものは誰にでも訪れる現象です。
今回は「膣」のお悩みについてお話しします。
膣の老化の原因
女性は出産を経験した人、または35歳を過ぎた人なら少しずつ、膣が老化していることを実感するようになります。
膣の老化の原因は、加齢による女性ホルモンの低下によるものです。女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、膣粘膜の厚みが減少し、徐々に膣が萎縮し始めます。また、おりものの分泌量も減少していくので、様々な不具合が生じ始めます。
また、産後に膣のゆるみを感じるのは、出産時に骨盤底筋が大きなダメージを受けるためです。
そこに膣の老化による膣壁のたるみや、肥満、姿勢の悪さ、便秘などは加わるとさらに膣のゆるみは進行します。
膣の潤いが足りず、性交痛を感じる…
くしゃみをするだけで尿漏れしてしまう…
膣にかゆみを感じるようになってきた…
パートナーに膣のゆるみを指摘された…
このようなお悩みはすべて、膣の老化現象が関係しているのです。
膣のゆるみは、膣圧に問題あり
膣のお悩みの中で一番多いのが「膣のゆるみ」に関する問題です。
膣のゆるみは、膣圧が弱くなっているためです。
膣圧が弱まる原因は主に「出産による膣へのダメージ」そして「加齢による膣の筋力の衰え」があげられます。
次の項目が3つ以上当てはまるなら、膣圧が弱まっている可能性があります。
膣圧セルフチェック
・湯船から上がると膣からお湯が出てくることが多くなった(お湯漏れ)
・放尿を途中で止めることができなくなった
・性交時に途中でコンドームが外れたり、外れそうになる
・性交時によく空気が入るようになった
・性交時の締める感覚が分からくなった
・
性交時の密着度を感じにくくなった
「膣トレ」で膣のゆるみは改善できる!
膣トレは骨盤底筋を鍛えるエクササイズで、膣の収縮、締め付けを改善することができます。特に膣トレは「尿漏れ」や「子宮脱」の予防に有効です。またインナーマッスルの強化、ヒップアップ効果も期待できますので、ぜひライフスタイルに取り入れてみてください。
おうちで簡単!膣トレーニング
力を抜いた状態で、足を肩幅に開き立ちます。肛門を締めるイメージで膣をギュっと締めたまま5秒キープ。その後、一気に脱力しそのまま5秒キープ。
この一連の動作を筋肉が少し疲れるまで繰り返します。
回数に決まりはありませんので、1日の隙間時間にやってみましょう!
回数を増やすことで効果が現れるはずです。慣れれば座ったままでも出来ますので、オフィスでこっそり行うこともできます!
「膣縮小術」で膣のゆるみを解消
膣のゆるみは美容医療クリニックの「膣縮小術」で一気に解消することができます。
当院では新たな膣タイトニング(尿失禁治療)も行なっております。
他にも女性器に関する様々なお悩みを解決できる治療をご用意しています。
デリケートな女性ならではのお悩みに、専門のカウンセラーが真摯にお応えいたします。
ぜひお気軽にご連絡、ご相談ください!
切らない膣縮小治療にご興味がある方は、ぜひ当院へご相談ください。
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 2019年3月福岡大学医学部医学科卒業
- 2020年4月社会保険田川病院
- 2022年4月福岡大学病院形成外科・美容外科
- 2024年1月岡山中央クリニック院長就任