デリケートゾーンのムダ毛処理は、セルフでやろうとするとかなり面倒ですよね?かといって、モジャモジャの状態では水着からはみ出るかもしれないし…。そのようなときの心強い味方が、プロの手を借りた脱毛処理です。
一方、デリケートゾーンという部位は、文字通りあらゆる意味でデリケートな場所ですので、脱毛を行うに当たっては慎重に検討しなければなりません。デリケートゾーンの脱毛(VIO脱毛)は、完全にムダ毛をなくす方法と、デザインを決めて脱毛する方法があります。
それでは、VIO脱毛のデザイン、そして、注意事項について考えてみることにしましょう。
VIO脱毛を受ける前に
VIO脱毛には、以下のデザインがあります。
トライアングル(逆三角形)
Iラインを中心に、Vラインを逆三角形に整えるデザインです。とても自然な仕上がりで、1番人気となっています。
オーバル(逆卵型)
ふんわりとした逆卵型のデザインです。シャープな印象があまり好きではないという方におすすめしたいデザインとなっています。
スクエア(長方形)
長方形をイメージしたデザインで、Iライン部分を少し残すデザインです。Iラインのムダ毛は邪魔だけど、ツルツルはちょっと…という方に人気があります。
ハイジニーナ
完全な無毛の状態です。この状態は、臭い予防などのメリットを得ることができますが、温泉などでは少し恥ずかしい思いをすることも考えられますので、慎重に検討しましょう。
パートナーの意見は確認しましたか?
VIO脱毛には様々なデザインがあることがわかりましたね。そして、この中からお気に入りのデザインを見つけたのであれば、まず、パートナーの意見も聞いてみましょう。
たとえば、パートナーの意見を聞かずにハイジニーナ脱毛したとします。
この場合、パートナーが無毛の状態に対して抵抗を感じることが考えられ、自分に相談もなく…ということになると、お二人の関係がぎくしゃくしてしまうことも。そんなことになったら、後悔してもしきれませんよね?
そうならないためにも、VIO脱毛を行う際には必ず事前にパートナーに相談し、意見を聞いておくことが大切です。
おすすめのVIO脱毛方法
VIO脱毛はワックスでも行うことができますが、ワックス脱毛はお肌と毛穴に大きな負担をかける脱毛方法です。そのため、あまりおすすめできません。
VIO脱毛を行うのであれば、以下のいずれかの方法がおすすめです。
フラッシュ脱毛
IPLなどの光を照射して、毛根組織を弱らせる方法です。この脱毛方法には、脱毛サロンでお手軽に受けることができる、施術中に感じる痛みが少ないというメリットがあります。
一方で、永久脱毛ではありません。将来的にムダ毛が再生する可能性があるというデメリットを持っています。
レーザー脱毛
美容外科クリニックで受けることができる脱毛方法です。この脱毛方法もまた、レーザーを毛根組織に照射するという点に於いてはフラッシュ脱毛と同様ですが、フラッシュ脱毛では毛根組織を破壊することができないのに対し、レーザーは毛根組織を破壊することができるという違いがあります。
つまり、この脱毛方法は永久脱毛に分類されるということです。
この脱毛方法はムダ毛の再生率が極めて低く、また、フラッシュ脱毛よりも少ない回数で脱毛を完了させることができるというメリットがあります。しかし、施術中に強い痛みを感じてしまうことがあるかもしれません。
レーザーの痛みが心配な方は、ひとまず美容外科クリニックでカウンセリングを受けてみて、どの程度の痛みなのか、医師に直接確認してみると良いでしょう。
おわりに
VIO脱毛はメリットが多い脱毛ですが、デザインによってはパートナーとトラブルになってしまう可能性があります。まずはパートナーに相談しておきましょう。
また、デザインを決めかねるのであれば、とりあえずムダ毛の再生率がレーザー脱毛よりも高いフラッシュ脱毛で処理しておいて、その後にレーザー脱毛で永久脱毛するという方法もあります。
VIOラインは文字通りデリケートな場所ですので、脱毛を行う際には慎重におこなってくださいね。
もっと知りたい!
続けてお読みください
↓無料カウンセリングのご予約はこちらから↓
<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 2019年3月福岡大学医学部医学科卒業
- 2020年4月社会保険田川病院
- 2022年4月福岡大学病院形成外科・美容外科
- 2024年1月岡山中央クリニック院長就任