春に増える肌トラブル
春は気温が上昇し、空気の乾燥もやわらぎ始める季節。
それにも関わらず、なんらかの肌トラブルに悩まされる方が最も増える季節です。
スキンケアを変えていないのに、肌が急に荒れやすくなった
食生活や睡眠に変化はないのに、急に吹き出物が出てきた
春先にこのような肌トラブルが急増するのには理由があります。
今回は春特有の”ゆらぎ肌“について解説します。
季節の変わり目は“ゆらぎ肌”になりやすい
“ゆらぎ肌”という言葉をご存知でしょうか?
健康な肌状態でなく、肌のバリア機能がゆらいでいる状態で、不安定で敏感な肌状態のことをさします。
年間を通して“ゆらぎ肌”の方もいらっしゃいますが、特に春先や秋口など、季節の変わり目に陥りやすく、放置すれば乾燥・赤み・痒み・炎症・吹き出物などの肌トラブルに発展しやすいので早め早めの対処が重要となります。
肌トラブルとまではいかなくても、春先になんとなく肌の調子が悪いと感じるのであれば“ゆらぎ肌”の可能性大です。
全く敏感肌でなかった人が、春に肌がゆらいでしまったことをきっかけに肌トラブルからなかなか抜け出せないというケースもありますので、油断は禁物です。
春の“ゆらぎ肌”5つの要因
春に“ゆらぎ肌”になりやすい要因は次の5つです!
紫外線量の増加
紫外線量の急激な増加は肌にとって大きな負担となります。特に紫外線A波(肌の奥まで届き、細胞にダメージを与える)の増加は“ゆらぎ肌”の大きな原因となるので、しっかりとした紫外線対策が必要です。
激しい寒暖差
ポカポカ陽気かと思えば、次の日は冬並みの寒さに逆戻り。
毎日の気温の変動や、昼と夜の寒暖差も肌には大きな負担になります。激しい気温の変化に肌がバランスを崩してしまうのです。
空気乾燥
冬の厳しい乾燥は通り過ぎたとはいえ、春先もまだまだ空気は乾燥しています。
保湿ケアに手を抜き始めると、あっという間に肌の保水力はダウンし、肌のバリア機能が崩れてしまいます。
花粉・PM2.5・黄砂
花粉は肌の調子を脅かす春特有の外部刺激です。
鼻や目のアレルギー反応があるように、肌にもアレルギー反応があり、痒みや炎症などの肌トラブルに発展します。春に肌がむず痒く感じる方は、花粉由来の“ゆるぎ肌”の可能性があります。その他にもPM2.5や黄砂などの大気汚染も肌への外部刺激となり、肌のバリア機能を脅かします。
新生活からのストレス
春は入学・進級・入社・転職・引越しなど生活の変化が多い季節です。
新生活に順応するまではストレスを感じる機会が多く、ストレスが増えれば、身体の活性酸素が増え、血行が悪くなり、肌のターンオーバーが乱れることに。
“ゆらぎ肌”を感じたら、スキンケアの見直し
肌のゆらぎを感じたら、まずはスキンケアの見直しから始めましょう。
“ゆらぎ肌”は肌のバリア機能が低下した状態なので、これまで使っていた化粧品が合わなくなっている場合があります。
そのまま使い続けると強い刺激となり、肌トラブルに発展しかねないので、使用を中止しましょう。
ノンケミカル処方やナチュラル系のコスメに変えてみたり、敏感肌向けや、低刺激性のスキンケアに切り替えるなどの対処を行うことで“ゆらぎ肌”が徐々に改善されるかもしれません。
また先ほどあげた、“ゆるぎ肌”の5つの要因を日常的に回避する努力も“ゆるぎ肌”対策として有効です。
バリア機能をアップして“脱ゆるぎ肌”
美容医療クリニックでは、低下してしまった肌のバリア機能をアップし、肌を土台から立て直す美肌治療を各種ご用意しています。
アンチエイジング効果も期待できる人気の治療法ばかりです。
当院では丁寧に時間をかけたカウンセリングで、患者様のお悩みに適した治療法をご提案させていただきます。
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<この記事の監修ドクター>
橋本晃典 医師
(日本形成外科学会正会員)
経歴
- 2019年3月福岡大学医学部医学科卒業
- 2020年4月社会保険田川病院
- 2022年4月福岡大学病院形成外科・美容外科
- 2024年1月岡山中央クリニック院長就任